瀬戸謙介先生著書『子供が喜ぶ論語』 出版記念講演会・パーティー盛況裡に開催さる! |
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お陰様をもちまして、去る7月10日、瀬戸謙介先生の出版記念講演会及びパーティーが盛況裡に開催されました。 講演に先がけて致知出版社代表取締役社長の藤尾秀昭様よりあたたかいご祝辞を頂戴しました。 講演会は、200名を越える熱心な方々が傾聴する中、瀬戸先生は戦前まで我国が世代を超えて共通に持っていた倫理観、道徳観を失ってしまったのは何故か、それを取りもどすことが今の日本の混迷を救う唯一の方法であり、その為に論語を教材として武士道精神を教えていくことの大切さ、瀬戸塾で行っている文武両道教育の成果などを熱く語られました。 講演の冒頭で瀬戸塾の文武両道教育の実践をまとめたVTRを10分程上映し、講演の中で当時小学校4年生だった梶原君が自分で考えた大会での選手宣誓を披露し、その意義を説明したり、論語勉強会を模して参加者全員で論語の素読をしたりと、難い内容の中にも大変ユニークで飽きさせない講演でした。 パーティーでは、瀬戸塾で学ぶ子供達にとって、日常生活においてその教えがどう生きているのかをご理解頂こうと、二名が代表して作文を披露しました。 論語の勉強を担任の先生に連絡帳でいつも報告している真幸ちゃんは、学校のクラスで問題が起こった時に自分が論語を通して学んでいることをクラスのみんなにも伝えたいと、先生に相談して論語日めくりカレンダー(瀬戸塾製作の日々の論語)をクラスに掲示し、毎朝その日の論語を素読するようになったということです。 裕太くんは、難関中学受験に際して、「憤せずんば啓せず、排せずんば発せず・・・・」という論語を常に思い出して自分のやる気を鼓舞し、ついに第一志望合格を果たしたというエピソードでした。面接官と論語談義に花が咲いたという話も感動的でした。 続いて、空手の演武を小中学生と大人が披露しました。 最後に瀬戸先生はご挨拶の中で、 「私は日本という国を心から愛しています。このまま行けば、日本は溶けてなくなってしまうのではないかという、いてもたってもいられない思いでこの勉強会を始めました。」という真情を吐露し、それに多くの参加者が賛同の声を挙げられ、興奮冷めやらぬ中、会はお開きとなりました。 この度頂いた数々のご縁を大切にし、益々精進することで瀬戸先生の大志を遂げられるよう、師匠、弟子共々努力して参る所存でございます。 当日ご参加頂きました全ての皆様に心より感謝申し上げます。 平成22年7月吉日 瀬戸謙介先生出版記念実行委員会 委員長 木戸康子 |