〜瀬戸塾で唱和、暗唱している子供のための道場訓〜

瀬戸塾師範 瀬戸謙介


 瀬戸塾では、子供達が道場訓の意味を理解し易いように、瀬戸謙介師範が解説をつけられました。そして、稽古の最後に毎回全文を唱和し、暗唱しています。

 ※この解説は日本空手協会の公式解説ではありません。

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              子供の為の道場訓解説

一,人格(じんかく)完成(かんせい)(つと)むる(こと)

 偉人(いじん)と言われている、楠木正成(くすのきまさしげ)、 中江藤樹(なかえとうじゅ)吉田松陰(よしだしょういん)二宮尊徳(にのみやそんとく)乃木希典(のぎまれすけ)勝海舟(かつかいしゅう)、などのように()のため(ひと)のために役立(やくだ)君子(くんし)()ることを(こころざ)します。

一,(まこと)(みち)(まも)(こと)

(まこと)とは真心(まごころ)のこと。(うそ)をつかず、ごまかさず、口先(くちさき)よりも行動(こうどう)する人を目指(めざ)し、約束(やくそく)(まも)り、人から信頼(しんらい)される人間(にんげん)になることを目指(めざ)します。

一,努力(どりょく)精神(せいしん)(やしな)(こと)

(つら)(こと)があってもあきらめず、くじけず、目標(もくひょう)()かって最後(さいご)までやり(とお)覚悟(かくご)()つことの大切(たいせつ)さを(まな)びます。

一,礼儀(れいぎ)(おも)んずる事
 
 (すべ)ての行動(こうどう)(うつく)しく、気品(きひん)()り、(まわ)りを不愉快(ふゆかい)(おも)いにさせず、ご先祖様(せんぞさま)感謝(かんしゃ)し、(つね)謙虚(けんきょ)気持(きも)ちを(わす)れません。

一,血気(けっき)(ゆう)(いまし)むる事

 冷静沈着(れいせいちんちゃく)行動(こうどう)し、(よわ)(もの)には()をさしのべ、 不正(ふせい)(ゆる)さず、(つね)正義(せいぎ)(おこな)勇気(ゆうき)()つことを心掛(こころが)けます。

 

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