「瀬戸師範、片岡精励賞受賞」
2004年7月(社)日本空手協会総本部より我等が瀬戸師範に「片岡精励賞」が授与されました。これは、瀬戸師範の空手に対する永年の取り組みが広く高く評価された証です。
授与は去る7月10・11日に東京体育館にて開催された、第47回全国空手道選手権大会の開会式で行われました。両日共に真夏日でしたが、外の暑さに負けないくらいの気合と熱気に満ちた試合が、参加者、審判団合せて1,000名を超える規模で行われました。今回はイスラエルの駐日大使をはじめ、多くの外国人の方々も観戦に来られていました。
また、瀬戸師範は今年から日本空手協会師範会にも推挙され加わられています。塾生一同の心よりお喜びを申し上げると共に、瀬戸師範からご指導頂き、空手の稽古を出来る事を誇りに思うばかりです。
さて、今回の瀬戸師範片岡精励賞受賞を記念して、11月20日に記念講演会・祝賀演武会が開催されました。お蔭様で大変多くの方々にご参加頂き素晴らしい祝賀会となりました。
先生の講演内容につきましては瀬戸塾新聞に掲載致しました。
事務局杉岡
片岡精励賞とは・・・
片岡譲翁は、戦後産声を上げたばかりの日本空手協会が、空手道再興の一大事業に取り組むにあたり、私財を投じて自社敷地内に道場を建設し、あるいは映画を製作してこれを援助されたものである。以来、日本空手協会は近代的な組織と本格的な指導体制に入る事が出来、空手道世界普及の端緒を切ったのである。
何等私心に帰することなく、黙々として我ら道人を支え続けた翁こそ、空手道の真の庇護者であり、日本空手協会が今日の世界的な組織を構成するに至った礎を築いた恩人である。
社団法人日本空手協会は、翁の偉大な義挙を永遠に顕彰し、法人最高の栄誉として、長年空手道に精励し、その発展に偉大な功績のあった者に対して、昭和32年第一回全国空手道選手権大会より片岡精励賞を与えた。
尚、片岡翁は平成5年9月93歳の天寿を全うし逝去されました。
※以上、(社)日本空手協会第47回全国空手道選手権大会パンフレットより引用

表彰式の模様