推薦図書
幕末最後の賢候
伊達 宗城
神川 武利 著
PHP文庫出版
※絶版（瀬戸塾道場にて貸出有り）
伊達宗城は、瀬戸先生の曾お祖父様に当たられます。諸外国がアジアを植民地化し、日本においては攘夷が世論を占める激動の幕末において、伊予宇和島藩の藩主であった宗城は、国防の必要性を説くと共に、いち早く欧米の発達した科学技術や合理性を取り入れました。また身分の差にかかわらず能力のある人材を登用するなど、私心を捨てて国事に奔走し、松平春嶽や山内容堂らと並び幕末の「四賢候」と称えられた名君でもあります。
乱れる国内、諸外国が利権をめぐってせめぎ合う政局の中、日本の将来を見据え新しい国作りに尽力した宗城の一生を描いています。
伊達宗城の生涯を追うことで、瀬戸先生の血に脈々と流れる熱い日本再生の気迫や想い、歴史の深みと重みを実感できる一冊です。
渡部 しのぶ
（尚、この本は絶版となっておりますので瀬戸塾文庫から貸出してお読みください。）